健やかな生活を続けるために欠かせないのが“食”の習慣。
【健康レシピ】では、健康食をテーマに、日々の食事を美味しく、楽しく、食べやすいことにも配慮したレシピを紹介していきます。
料理家の先生だけでなく、普段、家庭で家族の健康のために腕をふるう主婦(夫)の皆さんから届いたアイデアレシピ、あったかメニューも登場します!
毎日の献立のご参考にしてみてください。
【レシピ1】は、野菜をいっぱい使って、カラダが元気になる、免疫がついて強くなる、そんな毎日の食事情報を発信してくれる薬膳指導員、食育インストラクターのkiluto(キルト)さんです。
トマトに含まれるリコピンには驚きの効果が!美味しく食べて酸化を防ごう!
3千年前にさかのぼるといわれるくらい薬膳の歴史は古く、まさに歴史の重さが詰まった医の食事。即効性がないからこそ、日々、少しの意識で体調を整えることができるのです。
通年をとおして美味しく食べられ、必ず手に入る食材、トマトをテーマにしてみました。
トマトのリコピン効果はもうご存知のごとく。
知れば知るほど、あーなんてすばらしい食材♡とトマト愛が過熱します。
なんといっても抗酸化パワーがすごい。
ビタミンEの100倍以上!のそのパワーは、
「トマトジュース2缶を19日間毎日飲むことで、血液中の悪玉コレステロール(LDL)が酸化されにくくなった」
という研究成果がカゴメから発表されています。
https://www.kagome.co.jp/syokuiku/knowledge/tomato-univ/medical/whiteskin.html
- 糖尿病や動脈硬化の予防・改善作用
- タバコによる肺障害予防
- 生成されるメラニン量が減少
- メラニン生成に関与する酵素(チロシナーゼなど)の発現を抑える
- 紫外線によるコラーゲンの減少を抑え、コラーゲンの生産を促進
★ナマより効果的なトマトジュース、トマト缶
トマトは生で食べるよりも加工されている食品のほうが効果が高いようで、トマトジュースはリコピンの吸収率が2~3倍にもアップするようです。
トマトジュースは各社、味がかなり違いますね。 小さな缶ジュースでいろいろ試して、味見して、自分にあった味を見つけたほうがいいと思います。
★トマト料理で老化の原因サビをリセット!
カラダや美容にいいことづくしのトマト。
生で食べるだけでなく煮込んだり、焼いたり、スープにしたり。
料理のアレンジも豊富で毎日でも食べれるほど、トマトを使ったレシピはたくさんあります。
ぜ~んぜんあきずに1年をとおし美味しく楽しめるので、 トマトでサビないカラダをつくりましょう!
レシピ1/簡単!旨い!また食べたくなるトマトとサバのW抗酸化鍋
コレステロール下げる不飽和脂肪酸EPAだけでなく、脳の働きを助けるDHAも豊富なサバ。
一緒に煮込むことで最強の老化防止、簡単鍋が完成!
◆材料(2人分)
トマト缶 1缶
サバ缶(水煮) 2缶
キャベツ 7葉(大き目の葉)
シメジ 適量
枝豆 適量
胡椒 少々
塩 少々
水 大さじ3
タバスコ 少々
◆作り方
1.キャベツを食べやす大きさに手でちぎる。
2.一人用の鍋にトマト缶1/2を入れて、その上に1のキャベツを入れる
3.真ん中にサバ缶の中身をすべていれる
4.シメジを適量いれる
5.枝豆を入れ、塩、胡椒して煮込む
Kiluto(キルト=來人)
食育インストラクター・中医薬膳指導員
料理学校で古来からの日本の食文化、懐石料理を習い、さらに医として人を癒し治す薬膳料理を学びました。健康第一、笑顔の食卓づくりのために元気が出る料理情報を発信。家庭で簡単にできるレシピだけでなく、食材の効能など、カラダの調子アップにつながるヒントもお届けしていきます!