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【健康レシピ2】バランス栄養食のホカホカ鍋Week!


【健康レシピ2】では、鍋がテーマです。
体も心もホカホカになる鍋は、一度にいろんな食材を食べることができるバランス栄養食。
最後はご飯をそのまま入れて雑炊にしたり、味を調整してスープにしたり。
いくつもの美味しさを楽しむことができるだけでなく、なによりもカラダの内側からあたたまることがうれしいですね。
お野菜も、鍋にいれるとたくさんいただけます♪

体調に合わせて「今日はこの鍋で元気になろう」とカラダと相談しながら健康鍋を楽しみましょう!
1週間分の鍋レシピをご参考に。

 

休み明けの疲れをとる
豚バラみるふぃーゆ鍋

休み明けはなんだか疲れますね。
切り肉のミルフィーユ鍋。ポン酢であっさりいただきましょう!

豚ばら肉と白菜を重ね合わせてカット。

この状態に水(お湯でもOK)を入れて、コンソメを入れて煮込めば完成!

免疫力アップ!
鮭ときのことパプリカのあご出汁鍋

やっぱり冬の鍋に欠かせない旬の食材、鮭を食べましょう。
パプリカやキノコを入れて洋風に…。と思いきや、実はあご出汁の鍋のもとがあったので、それをベースにしてみると驚きのマッチング!
ぜひ、あご出汁でお試しあれ!

 

ストレス緩和、疲れたぁ~を癒す
揚げ出し豆腐鍋

抗酸化食材の豆腐を揚げ出しにして、ストレス緩和にセリを加えたシンプルだけど薬膳な鍋。

 

絹ごし豆腐を食べやすい大きさに切り、片栗粉をまぶすして油で揚げます。

揚げた豆腐を鍋に入れて、その上にシメジ、せりを全部投入!

水と麺つゆを適量、酒少々を入れて煮立たせれば完成です。

鶏肉と味噌&豆乳鍋。
血流、腸内環境を整え体力アップ!

骨付き鶏肉(少々食べずらかったので鶏肉のほうがよいかも)ときのこ類、玉ねぎ、キャベツを水炊きして、その中に豆乳、味噌(少量)、麺つゆ、練ごま(少々)を入れてお好みの味に調整。カラダにいい!が凝縮しています。

ピリ辛で食欲増進!
元気が出る坦々鍋

しょう油、酒、みりん、砂糖をフライパンに入れて、煮立ったら鶏ひき肉を入れてそぼろを作る。
ちじみほうれん草(青梗菜やニラなど青菜でOK)、もやし、豆腐、ネギ、きのこ類を鍋に入れて、適量の水、味噌、砂糖、みりん、豆板醤少々を入れて煮込みます。
最後はそぼろを入れて大満足のうまさ!!
豆乳や鳥ガラススープ、ごま油など、味付けはお好みでいろいろ試してみてください。

野菜の栄養が詰まった
ポトフ鍋

中途半端に残った食材(野菜)を有効利用。
ポトフです。
ベーコンのほかに、あまっている野菜やキノコ類、豆腐などを食べやすい大きさに切り、鍋に。水炊きした中に、コンソメと塩、胡椒で完成!

週末に冷蔵庫の中を見ながら作ると、意外と豪華な鍋になるかも。無駄がなくて美味しくて、週末おススメです!

ひと手間かけた、
おもてなしのきんちゃく鍋

油揚げに鶏肉のつみれ(鶏ひき肉・人参・シイタケ・ネギなどをみじん切りにして混ぜ合わせ、塩、胡椒、片栗を少々)をつめて、三つ葉(さっとゆがく)でくるっと巻きます。

つけ麺のもと、酒、しょう油で味付けして完成!

調味料は入れずに、ポン酢で食べても美味しいです!

ひと手間かけた鍋料理。お餅を入れたきんちゃくと両方あっても楽しいですよね。鍋パーティーで絶賛です♪

 

Kiluto(キルト=來人)
食育インストラクター・中医薬膳指導員
料理学校で古来からの日本の食文化、懐石料理を習い、さらに医として人を癒し治す薬膳料理を学びました。健康第一、笑顔の食卓づくりのために元気が出る料理情報を発信。家庭で簡単にできるレシピだけでなく、食材の効能など、カラダの調子アップにつながるヒントもお届けしていきます!

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【連載2】心と体を整えるヨガ・呼吸を感じてみましょう。

ヨガのポーズの不思議

ヨガのポーズといえばどんなものを思い浮かべますか?

インドの山奥のどこかの岩の上で、腰に布切れを巻いた髭も髪もボウボウの男の人が瞑想をしている胡坐姿。

全面鏡張りの広い部屋に敷かれたマットの上で、大勢の女性達がインストラクターの誘導で動き続けている風景。

それとも、明りを落した部屋にゆったりとした調べとアロマの香りがほんのり漂い、リラックスして横たわっている風景とか。

どうでしょうか?
そもそも、ヨガって運動なの?
それともセラピー?
ヨガで痩せたという人もいれば、心が落ち着いて生きやすくなったという人もいます。
ヨガの捉え方は人それぞれで、初めての人にとっては捉えどころのないものかもしれませんね。
でも、ヨガのポーズがもたらす効果は計りしれないものなのです。

そこで今回は、ヨガのポーズについてお話ししながら呼吸を感じるための基本ポーズ、「スカ―サナ・安楽座」をご紹介します。


できないポーズはない

初めてレッスンに参加するほぼ全員が言うこと。
それは「私もできるでしょうか?」という言葉です。
答えは「もちろんできます!」 

前回もお話ししましたが、私がヨガを始めた頃、レッスンの度に「次のポーズは出来るかしら?」「できなかったら恥ずかしい、どうしよう」と、レッスンに行く度に思っていました。
周りと同じようにできればホッとして、できなければドキドキと呼吸は浅くなり、恥ずかしくてしかたがありませんでした。
周りの人を見たくないから、目を閉じっぱなしで先生の声だけを頼りにポーズをとっていた時期もありました。

そんなに恥ずかしいのに、なぜ通い続けたのか。
それは、先生の誘導に身を任せて呼吸を続けながら動く気持ち良さの方が、恥ずかしさよりもずっとずっと上回ったからなんです。


そして、ヨガではポーズができる、できないという考え方がそもそもありません。
なぜなら、自分ができる段階までポーズすればいいからです。
さらに伝える立場から言うと、多くのポーズには軽減法という負荷を小さめにしたポーズがあるので、先生達はその日の生徒さんの様子を見ながら、誰もができるように誘導しています。
だから、ポーズができる、できないなんて、全然気にしなくてもいいのです。

呼吸をするためにポーズを取っているという、逆転の発想。

 

まずは、呼吸。ポーズはその次なんですね。
もっと言ってしまえばヨガは気持ちの良い呼吸をからだに覚えさせることが目的で、様々なポーズを取るのは、呼吸を習得するためのものとも言えます。

「ヨガ」という大きなカテゴリーの中で“ポーズをとる”事は、ほんの一部分でしかありません。

だから完璧なポーズなんてないんです。
その人が気持ちいい!と感じたら、それが、今の自分にとってベストなポーズなんです。

そう考えると“ヨガが心に効く”というのも、わかる気がしますね。

体にも心にも栄養をくれるヨガ。
紀元前2500年、今からおよそ4500年前の遺跡からヨガのポーズをとるシヴァ神の彫刻が見つかっていたそうです。
古の人々はヨガのもたらす効果をわかっていたのでしょうか…不思議ですね。


最後に、2300年前から1500年前にかけて書かれた、ヨガの教典といわれる「ヨガ・スートラ」からの一節をご紹介します。

 

 

ヨガとは「心のはたらき(思考)」を止滅することである。
ヨガを実践するとは止滅の状態にとどまるための努力である

「ヨガ・スートラ」

 


「スカ―サナ・安楽座」 のポーズ

 

呼吸の練習や気持ちを集中させるときにとるとよい
ヨガの基本ポーズです。
安楽座が組めない時には正座でも足を伸ばしても大丈夫!
骨盤を立てて座り、穏やかな呼吸を続ける事に集中しましょう。

尻を床につけ、両足は脛の中央同士が合わさるように左右の足を交差させます。

背筋を伸ばして両手のひらを上に向けて腿の上に軽く載せ、目を軽く閉じて自然な呼吸を繰り返します。

吸う息と吐く息の長さを合わせながら意識を呼吸に向けて行きます。

 


ヨガインストラクター yoko(ようこ)です!
「スローヨガ(のんびりゆったりヨガしましょ!)」を合言葉にデイサービスやお寺・スポーツクラブで主に高齢者に向けたレッスンを行っています。

全米ヨガアライアンス200・シニアヨガ/AEAJアロマテラピー2級/社会福祉主事任用資格/介護職員初任者研修終了/(財)メンタルケア協会認定メンタルケアスペシャリスト/市川市福祉課いきいき健康体操講