障がいや病気の種類も関係なし。サイバーダイン社が開発した装着型サイボーグHAL®。治療やリハビリに取り組み、HAL®をとおして可能性を拡げている皆さんが、自分のチャレンジを紹介する「HAL®チャレ!」スタートします。
実際にHAL®を装着して歩行する様子や使用前後の変化など、体験者のリアル情報をご参考にしてください!
HAL®チャレ!
Challenge data
◆NAME:スーさん
◆病名:筋萎縮性側索硬化症発症(ALS)
◆病歴:発症から3年目。現在、電動車椅子を使用しての生活。
◆HAL®履歴:
2021年1月HAL®治療開始。1クール(5~6回)を10クール終了。(2021.10現在)
毎月12日間入院し点滴治療と併用してHAL®の治療も行っている。入院中にHAL®を5~6日実施。
◆HAL®治療病院:
栃木県宇都宮市済生会宇都宮病院
◆HAL®をはじめたきかっけは?
知り合いの先輩患者さんがHAL®をやっていることをSNSで知って、それをきっかけにHAL®に興味を持ちました。
最初は、面白そう、どんな感じなのだろうという好奇心。詳しく知りたいと思って調べてみると、期待が持てる気がして。
病気の進行が緩やかになればありがたい、という気持ちで始めました。
◆HAL®をやることでのメリットとデメリットを教えて下さい。
メリット:
点滴治療ラジカットとHAL®を併用することにより、相乗効果があり病気の進行が抑制されているように感じます。(あくまで個人の感想です)
デメリット:
最初のころは筋疲労が激しく、疲れが溜まり動けない日もありました。それを、調整していきながら続けていくので、体がシンドイ時と感じる時もありました。
◆HAL®治療後に感じること、変化などは?
立位して歩くことにより、血液の巡りがよくなっている気がします。全身が動かしやすくなり、運動した時と同じ感じが蘇ります。
この感じがすごくうれしいんです!
歩く感覚が蘇ってきて、体中でしっかりと歩いていることを実感できる。ものすごく、モチベーション上がります。
◆HAL®をやることで目標にしていることはありますか?
進行性の疾患なので進行抑制が一番の目標。
◆My治療経過DATA
入院するたびに、自分のHAL®記録をつけて、比較しながら治療を行っています。励みになるのでおすすめです。
さらに、データをもとにして、対処法などをHAL®を担当してくれているリハさん(理学・作業療法士)と一緒に考えながら行っていくので、意思の疎通ができやすくなります。
【評価測定/2分間歩行の距離】
※黄色のラインが入院初日の歩行距離。青色のラインが入院最終日の歩行距離の記録。
◆YouTubeで配信しています!
スーさん:「最初は歩きにくくてヨロヨロ、とぼとぼ。最近はしっかりと歩いている感触を得ることができるようになってきました。普段は車いす生活なので、HAL®をやって歩くことがすごく楽しくなってます!」
2021年1月
2021年9月
「HAL®チャレ!」にご登場いただける方を募集しています!
HAL®の取り組み方や感じ方等、自分なりの効果を上げるコツなど、経験者の体験は参考になるものばかりです。HAL®の治療、またはリハビリでの取り組みを発信しませんか!
◆メールでご連絡お願いします。
Unique運営事務局/info@unique-w.net
※下記をご入力ください。
- 件名には「HAL®チャレ!」とご入力ください。
- お名前
- TEL
- HAL®歴を簡単に教えてください。
※HAL®チャレンジ中の写真や映像のご提供、掲載をお願いします。