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  • 2021.8.22開催HAL®オンライントークイベント報告!2021.8.22開催HAL®オンライントークイベント報告!
    8/22に開催したオンライントークイベントの報告です。 HAL®の効果や仕組みなど、保険適用になっているHALを身近に感じ、知ることで、障がいや難病と闘う人が可能性を拡げる選択肢を増やしてもらいたい。そんな思いで、3名のパネリストの皆さんにご協力をいただき、内容の濃いトークイベントが実現できました。 ■HAL®体験者& CYBERDYNE社 /パネリストのご紹介です。 山田隆二さん。セラピストと当事者の両方の視点でHAL@の体験、セラピストからの質問に答えていただきました。 難病支援団体の代表を務める、若きリーダーの伊藤亮さん。OriHimeロボットのパイロットにも参加し、積極的に活動の場をひろげられています。 CYBERDYNE社の取締役であり、スーパー営業マンの安永好宏さん。答えにくい質問にも真摯に対応してくれました。熱いトークに、時間があったらもっと聞きたい!という声多数でした。 ■HAL®の基本情報(仕組みや治療に関する制度など) パネリストの一人、CYBERDYNE社の安永さんへのインタビューを本サイトで掲載しています。HAL®の基本情報を知ることができますので、ご一読ください。 Unique interview:歩くために挑戦する ■HAL®ってナニ?Q&A 参加された方から、事前にたくさんの質問をいただきました。イベント当日、パネリストの皆さんから可能な限りご回答、アドバイスをいただきましたので、そこから抜粋し、Unique編集のもと公開可能な情報のみご紹介します。 Q.HAL®の治療が受けられるのは保険適用疾患の方のみ? A.保険適用になっている8疾患の患者さんの他、脳卒中や脳梗塞、脊髄損傷の方等、保険適用以外の疾患でも医師の診断のもとで治療を受けている方がいます。現在、脳卒中の治験は終了、脳性麻痺に対する治験が始まっており、保険適用疾患が今後増えていくことが期待されます。 Q.エビデンスはありますか? A. CYBERDYNE社 は、現在5年分のHAL®使用成績調査の集計、分析が終了し、厚生労働省に申請中。この調査結果は、医師をとおして患者さんに伝えられることになっているため、一般に開示されることはありません。主治医または、HAL®を導入されている病院にお問い合わせをしてみてください。 Q.体験して、効果など感じていますか? A.HAL®をやることで歩けるようになるわけではないが、終わった後は動きやすさを感じます。筋肉の「量」ではなく「質」がよくなるといったイメージ。そして体ではなく、脳が疲れたという感覚が毎回あります。(パネリスト山田さんの感想) Q.呼吸器を使っている状態で、HAL®を行うことはできますか? A.パネリスト伊藤さんは、呼吸器を使いながらHAL®に挑戦されています。「肺活量が落ちているので呼吸器をつけることで効果を出せているように感じます。自分の体験から、呼吸器が必要=HALができない、ということはないと思いますが、医師の診断が必要になるので、まずは自分の希望を主治医に話して相談してみてください」 とのアドバイス。 Q.患者さんにHAL®のことを知らせたい。気を付ける点は?どこにポイントをおいて伝えたらいいのか? A.パネリスト山田さんは作業療法士として障害児のケアにあたっています。「患者さんのおかれている状況や生活全般について知ること、理解することが必要ですね。そのためには、患者さんとたくさん対話するようにしてください。ご本人の希望や介護される家族のことなどを知った上で、HAL®が必要だと感じた場合は知らせてみる。すすめるというよりも、選択肢の一つとして、情報を提供するという感じで話してみてはいかがでしょう」とのアドバイス。 Q.HAL®の担当者の経験レベルの違いが、効果に影響するのでは?患者として、対応すべき点は? A.HAL®を担当するセラピストの経験や能力の違いで、やりにくさを感じたり調整に時間がかかるなどスムーズにいかない場合も多々あります。そんな時、できるかぎりコミュニケーションをとることが大切です。変化を感じたりや調整が必要な部分など、セラピストとも一緒に歩行する感覚で、患者さんから些細なことでも伝えていく。そうすればマイナス面を徐々に補うことができるようになると感じています。 (山田さんの感想) Q.腕が動かない、脚に力が入らないなど、病気の進行がすすんでHAL®ができなくなるということもありますか? A.腕で支えることができなくても、体をつりながら腕の力なしで歩行ができるような装具も開発されています。脚は全く動かないという方でも、治療を行っている方が実際にいますので、できなくなるということはありません。また、体幹に作用する腰のHAL®もあるので、体の状態によって使い分けていくほうが効果的な場合もあります。導入されている病院、施設の定める条件や環境によって、どの程度の状態が治療可能かは異なる場合もあるので、直接その辺も主治医またHAL®の担当の方にご確認ください。 Q.医療保険でHALが行える病院(施設)は? A.現在、医療用HAL@の下肢タイプは57施設で導入されています。HAL®導入施設:導入施設一覧 ※2021.10現在 ■挑戦を続けるパネリストからのメッセージ。 山田隆二さん:HAL®をやって歩けるようになることを目標にするのではなく、HAL®をやって自分が実現したいことを目標にすることが大切だと感じています。そうすることで、より主体的に挑戦できるから。自分はどうしたいのか、何をやりたいのか。HAL®をやった先にある希望に向かって挑戦してほしいと思います。新しいことにチャレンジするにはエネルギーが必要ですが、楽しいこと、わくわくすることがあると、自然と力が湧いてくる。可能性はそこから拡がっていくのだと思います。 伊藤亮さん:治療法のない難病の場合、薬以外の治療でHALという選択肢が増えたことに喜びと希望を感じています。ただ、誰もが気軽にできるというほど、環境が整っていないという現実もあります。自分ができること(こうした発信など)を積極的にやっていくことで多くの人にHAL®の存在を知ってもらい、環境整備が進んでいくことを願っています。 安永好宏さん:下肢タイプのHAL®の他に、単関節や腰タイプ、さらに小児用のHAL®など、現在、様々なタイプのHAL®が開発されており、利用者も増えています。今後も、さらに利用可能な方が増えるように、環境を整備してHAL®の普及に努めていきます。トライアルしたいという方は、ロボケアセンターが全国各地にありますので、最寄りのセンターに問い合わせをしてみてください。 CYBERDYNE社 HPhttps://www.cyberdyne.jp/ロボケアセンターhttps://robocare.jp/ パネリストの皆さん、ありがとうございました。 イベントご参加の皆さん、またお会いできる日を楽しみにしています。 Unique運営事務局