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エンディングノート、遺言でもない、今の思いを伝える「伝えあいノート」。

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エンディングノート、遺言でもない、今の思いを伝える「伝えあいノート」。

 

Uniqueが見つけたイイもの紹介。

千葉県船橋市で認知症カフェを運営する、一般社団法人エプロンさんが発案、制作の「伝えあいノート」です。


表紙をめくってみた瞬間に、ドキリとしました。

あまりにも自分の心境にピタリとはまるメッセージ。

声に出していいたいけれど言いにくい、どうやって伝えればいいのかわからない。
それならば、伝えたいことを一つずつ整理しながら書き入れていきましょう。

そんな胸の内をついてくるメッセージからは、お終いに向けて心残りのないようにしたいけれど、まだ早い? それに、なにをどうやって…といったモヤモヤがハレルようで、軽い気持ちでペンをとることができそう。

ノートを開いてメッセージを読んでみると…

これは想いを伝えるためのノートです。
親子や 夫婦など深い距離の人には 何だか照れくさくて耐えられない事ってありますね。 
または、あんまり話ができない雰囲気の関係なら伝えたいのに伝えられていないことたくさんあるのではないでしょうか。

自分だけでなく、友人や仕事仲間、大切な人や家族が病気になったり、老いを感じた時に気づかされること、たくさんあります。

やり残していること、心残り、そして伝えておきたいこと。

面と向かって話すのも照れくさい。それに、うまく言えそうにない。

LINE、メール、手紙…。伝達手段は選び放題だけれど、それでいいの?と腑に落ちない自分がいます。
私が伝えたいことは、放置したままになっている、そんな気づきがありました。

 介護や 人生の別れは突然訪れます。
これは 老若男女 皆に言えることです。
その時に
ああ 伝えておきたかった。
ああ知りたかった。
と後悔しないよう このノートを活用して話をするきっかけを作っていただけると嬉しいです。

 
まずは、母の日に母にプレゼント。

「いつでもいいから、このノートに思うまま、書いてみてね。それを、読ませてもらえたらうれしい」

と伝えました。

1ヵ月以上経っていますが、まだノートを見せてくれません。

でも、どうやらゆっくりペースで書き進めているみたい。
テーブルの端に置かれたノートの間には鉛筆が挟まっているのを見て見ぬふり。
1ページづつ、丁寧にゆっくりと。見せてくれるのを、楽しみに待つことにしています。

最後にこんなメッセージ…

ここでお願いしたいのは、
まずは人生の終わりに関することではなく
これまでのことから始めていくことが大切です
また
伝えて欲しい人に渡して書いておいてもらう時には
あなたの 伝えたいメッセージを書いてから渡してくださいね


パートナーにも
「伝えあいノート」


自分の大切な人、パートナーに向けた「伝えあいノート」もあるんです。

いつも顔を突き合わせているお相手ですが、どんなことをやりたいと思っていて、どんなことが一番の思い出になっているとか、知っています?

分かっているようで、知らなかったことのほうが多いものです。

それに、面と向かって先のこと、介護や延命どうしたい?なんて話、なかなかする機会もないですよね。
お互いにとって新しい発見が生まれるかも。

足並みそろえてこれからも生活を一緒にする上でも、役に立ちそうです。

 

 



このノートはお取り寄せができるので、
ご希望の方はエプロン・ホームページからお申込みください。
https://apron.group/

1冊300円(①親御さん ②パートナー)

※ゆうメールでの配達は送料180円(2冊まで)
※支払いはゆうちょ銀行への振り込みになります。

 


介護セミナーや高齢者のケア、ワークショップなど、多彩な活動を行うにエプロンさん。カフェを開いていて、日替わりの美味しいランチがいただけます。

Facebook
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BLOG
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TEL:047-779-4662(平日10:00~17:00)

 

 

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