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ぜひ知ってほしい、介護保険制度。介護は自分や家族にとって身近な問題です。

介護制度をざっくり解説!

80歳のおばあちゃんが脳梗塞で突然倒れて介護が必要になったら…、という一つの例にそって介護保険の制度を説明する動画です。

「対象は、原則65歳以上」、「1割の額の負担でサービスを利用できる」、「状態によって介護度が決まる」などの基本的な内容を、りゅうさん流にかみ砕いて分かりやすく伝えています。


「ケアマネさんってなにをする人?」
「サービスにはどんなものがあるの?」

そんなことも、ざっくりと分かります。


基本から少しそれますが、「40~64歳で、認知症、リウマチ、末期癌の方も介護保険を利用できる」という大事な内容に触れています。
65歳以上でなくとも、介護保険で定められた介護が必要になる病気であれば利用できるんですね。

特に、人口の2人に1人はかかる病気と言われる癌。

さまざまな治療法が出てきて、癌と共存する人が増えています。癌の末期という制限はあるものの、介護保険サービスが利用できるということも初めて知りました


ALS患者の場合、65歳未満でもサービスを受けることができます。診断時40歳をすぎていた私は、介護保険にずっと助けられています!


介護保険は65歳以上の人だけのものではありません。ざっくりと制度を知っておくのは、どんな年代の人にとっても安心材料になると思います。


医療と介護・39の職業!健康を支えるお仕事大集合!

自分がどのような職種の方々のお世話になっているか。または、直接お世話になっていなくても、支えてくれている方々のことを知ることは、難病や障害の当事者として生きていくときの力になると思って、この動画をご紹介します。

「医療と介護のお仕事」を皆さん、どれだけ知っていますか?

私は10も思い浮かびませんでした。
実際に、私のサポートに関わってくれている方々を職業別にみると、現在はそのくらいの数なのです。

デイサービスでは介護福祉士やホームヘルパー、訪問では作業療法士や言語聴覚士、マッサージ師、病院では医師や看護師です。


でも、世の中にはその何倍もの職種が存在し、患者さんや介護保険サービスの利用者を支えていることを動画を観て知ることができました。

自分が今の生活を継続できるのは、医療や介護という職域だけでなく、社会全体に支えられているからなんですね。

例えば、病院からの依頼で患者さんの画像データを管理する医療系IT企業や病院の経営を守る医療経営コンサルタント。

一見、自分に関係のない仕事のようですが、どれかが欠けてしまうと私たちの療養生活に影響が出て、現状維持が難しくなるのだと思います。

そんなふうに、視野を広く持つことの大切さにも気づかせてくれた動画です。

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エンディングノート、遺言でもない、今の思いを伝える「伝えあいノート」。

 

Uniqueが見つけたイイもの紹介。

千葉県船橋市で認知症カフェを運営する、一般社団法人エプロンさんが発案、制作の「伝えあいノート」です。


表紙をめくってみた瞬間に、ドキリとしました。

あまりにも自分の心境にピタリとはまるメッセージ。

声に出していいたいけれど言いにくい、どうやって伝えればいいのかわからない。
それならば、伝えたいことを一つずつ整理しながら書き入れていきましょう。

そんな胸の内をついてくるメッセージからは、お終いに向けて心残りのないようにしたいけれど、まだ早い? それに、なにをどうやって…といったモヤモヤがハレルようで、軽い気持ちでペンをとることができそう。

ノートを開いてメッセージを読んでみると…

これは想いを伝えるためのノートです。
親子や 夫婦など深い距離の人には 何だか照れくさくて耐えられない事ってありますね。 
または、あんまり話ができない雰囲気の関係なら伝えたいのに伝えられていないことたくさんあるのではないでしょうか。

自分だけでなく、友人や仕事仲間、大切な人や家族が病気になったり、老いを感じた時に気づかされること、たくさんあります。

やり残していること、心残り、そして伝えておきたいこと。

面と向かって話すのも照れくさい。それに、うまく言えそうにない。

LINE、メール、手紙…。伝達手段は選び放題だけれど、それでいいの?と腑に落ちない自分がいます。
私が伝えたいことは、放置したままになっている、そんな気づきがありました。

 介護や 人生の別れは突然訪れます。
これは 老若男女 皆に言えることです。
その時に
ああ 伝えておきたかった。
ああ知りたかった。
と後悔しないよう このノートを活用して話をするきっかけを作っていただけると嬉しいです。

 
まずは、母の日に母にプレゼント。

「いつでもいいから、このノートに思うまま、書いてみてね。それを、読ませてもらえたらうれしい」

と伝えました。

1ヵ月以上経っていますが、まだノートを見せてくれません。

でも、どうやらゆっくりペースで書き進めているみたい。
テーブルの端に置かれたノートの間には鉛筆が挟まっているのを見て見ぬふり。
1ページづつ、丁寧にゆっくりと。見せてくれるのを、楽しみに待つことにしています。

最後にこんなメッセージ…

ここでお願いしたいのは、
まずは人生の終わりに関することではなく
これまでのことから始めていくことが大切です
また
伝えて欲しい人に渡して書いておいてもらう時には
あなたの 伝えたいメッセージを書いてから渡してくださいね


パートナーにも
「伝えあいノート」


自分の大切な人、パートナーに向けた「伝えあいノート」もあるんです。

いつも顔を突き合わせているお相手ですが、どんなことをやりたいと思っていて、どんなことが一番の思い出になっているとか、知っています?

分かっているようで、知らなかったことのほうが多いものです。

それに、面と向かって先のこと、介護や延命どうしたい?なんて話、なかなかする機会もないですよね。
お互いにとって新しい発見が生まれるかも。

足並みそろえてこれからも生活を一緒にする上でも、役に立ちそうです。

 

 



このノートはお取り寄せができるので、
ご希望の方はエプロン・ホームページからお申込みください。
https://apron.group/

1冊300円(①親御さん ②パートナー)

※ゆうメールでの配達は送料180円(2冊まで)
※支払いはゆうちょ銀行への振り込みになります。

 


介護セミナーや高齢者のケア、ワークショップなど、多彩な活動を行うにエプロンさん。カフェを開いていて、日替わりの美味しいランチがいただけます。

Facebook
https://www.facebook.com/apron2019
BLOG
https://apron2019.hatenablog.com/

TEL:047-779-4662(平日10:00~17:00)

 

 

Unique運営事務局  Writing RieMaeda 

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介護保険制度を知っていますか?上手に活用するための基礎知識

 

介護はいつか、誰もがお世話になる可能性の高い制度です。今、自分が必要なくても親や家族、近しい人が関わることになるかもしれません。
とても身近な制度ですが、介護制度を実はよくわかっていない、という人も多いかと思います。知っておいて損はない!この機会に基本レベルの知識を身につけておいてはいかがでしょう。

 


介護保険の基礎知識まとめ

今回ご紹介する動画は、基礎知識のまとめというタイトルのとおり、「みんなで少しずつお金を出し合って、介護が必要な人を支える仕組み」という、介護保険の大前提から説明が始まります。要件を満たしていれば、誰もが必要な時に使える制度というのが分かると思います。


基礎知識として、要介護認定、要介護度、介護サービスとは何か、利用者の負担額はどのくらいかといった内容が分かります。

今話題のケアプラン有料化の話も出てきたり、言葉を聞いたことはあっても、中身をあまり知らないという方にはとても参考になると思います。

制度に関わる事柄を知るのは、利用者として主体的に介護保険を使うための勉強になると感じました。


全国平均の保険料が、20年間で倍の6,000円/月になっているとのこと!
40歳以上で介護保険料を払っている世代の方は、こういう事情を知っておくことで、介護保険が他人ごとではなく、自分に直接か関わっていることだという気づきが生まれるかもしれません。


本当に個人的な希望ですが、介護保険ができた社会的背景の説明があると、さらに制度の意義、必要性が理解できると感じました。

家庭内の問題だった介護を社会の問題としてとらえ、「介護の社会化」を目指して、2000年に介護保険制度はできました。その考え方は、少しずつ浸透してきているとは思いますが、まだまだ家族が担っている部分も多いと思います。

そういう現実を変えるためにも、この制度の目的が置いてきぼりにされないように、しっかりと伝わってほしいと思いました。

 

https://www.youtube.com/watch?v=kodpoiquB_I

 


介護保険サービス
24種類まとめ!

「介護保険サービスは、こんなに種類が多いのか!」と、正直驚きました。

全てのサービス24種をざっくり知りたいという方にはおススメです。


私は主に、地域密着型サービスの看護小規模多機能型居宅介護事業所を利用しています。その他、介護用品のレンタルや訪問リハビリなども。利用しているサービスは分かりやすかったですが、利用したことのないものは初めて知る内容が多かったです。

今後の生活を考える上で、とても参考になりました。


居宅療養管理指導、短期入所療養介護など、難しい言葉が出てきます。
今、介護保険を利用していない方にとっても、知っておくと後々、役に立つことも多いように思います。

全国にどのくらいの事業所があるのかも示されているので、サービスごとの実施規模がわかりました。わずか数分で介護事業の全体がざっくりと理解できるのは、便利の一言です。


「介護が必要になったら、いろいろなサービスで支えてくれるんだな」と、心強くなる動画です。

https://www.youtube.com/watch?v=RIbmgmtp8GA
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確定申告・医療費控除ができない5つのNGに要注意!

 

今年も確定申告の時期到来。医療費控除のNGを知ってスムーズに。

 

通院の頻度が増えたり、入院して病院のお世話になると、この時期は大忙し。
医療費控除の申告という大仕事?があるからです。

今回は、この医療費控除の対象外の内容を説明した「NG5選」りゅうチャンネル動画紹介です。

 

【要注意】確定申告で医療費控除できないNGまとめ5選


医療費控除という言葉、社会人であれば誰でも聞いたことがあると思います。

ただ、通院が多い世帯でないかぎり控除の申請は必要ないので、関係あるという人は限られてしまうのかもしれません。
でも、いつ事故や病気になるかは分からないので、医療費控除の知識は持っていて損はなし。
NG5選は知っておくことをおすすめします。

 

りゅうチャンネルの動画では、控除の対象になるもの、ならないものを丁寧に示してくれています。

「病院に支払ったお金=医療費控除の対象」
ではなく、
「健康保険が適用される医療費の自己負担分が対象」
ということが視聴してよく分かりました。

例えば、健康診断の費用、差額ベッド代、医師へのお礼(しなくていいのですが慣例は残っているみたいですね)などなど。病院に支払ったお金ですが、このような項目は対象外だということです。

コロナ禍の今だからこそ受ける人の多いPCR検査にも触れられています。入院時に病院側の都合で検査をした場合は、もちろん対象です。一方、帰省などのために任意で受けた検査は、治療じゃないので対象外です。

突然の病気や障害で、医療費控除の制度を初めて使う方にとって、「これって対象?」と迷うのは当然です。

NG情報をキャッチしておけば、いざというときに役立ちますね。


「医療費控除の申請内容がよく分からなくて、とりあえず関係ありそうな領収書はすべてとっている」

そんな人も、少なくないかもしれませんね。

大量の領収証は、仕分けしたり、確認したりするのに一苦労。大変です。
NGは最初から省く。
そうすれば、無駄な手間も省けます。

 

https://www.youtube.com/watch?v=l3BX-A4AHj4&list=UULFQxZyqvs-1FvPq-aaX5Dqqw&index=57


この時期、YouTubeは確定申告情報満載です。
医療費控除の申請方法を知りたい場合は、やっぱり動画が分かりやすいと思うので、YouTubeから探してみてください。

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療養生活の助けになる「障害年金」。申請までの手順がスピードでわかる!

病気になったり、障がいを持つことになった場合、仕事を辞めざるおえないことも多くあります。
そうなると、無収入になってしまうことに。
いくら医療費の控除があっても、日々の生活にはお金がかかるものです。
そんなとき助けになる障害年金制度。

この制度も「りゅうちゃんねる」で配信されている動画でよくわかり、即理解することができます。

障害年金生活者支援給付金とは?金額・申請方法・対象者をわかりやすく解説

 

障害年金生活者支援給付金というのは、「年金に+αでもらえる制度で、かなり所得の高い人以外は申請すればもらえる。始まったのは2019年10月の消費税増税時」なのだそうです。

経済的に助かる制度があることを知ると、難病や障害があっても、社会の一員として生きている実感が湧いてきます。

障害年金にも、国民年金と厚生年金があるなど、「そもそも年金制度って何?」という説明から解説を進めてくれているので、これから申請を出す人、また申請できるのかわからないという人には、おすすめしたい内容です。

私が今回、「りゅうさんさすが!」と思ったのは、説明のベースに用いている厚生労働省の年金生活者支援給付金に関する特設ページの説明です。
行政関係の出す説明は、法律用語が飛び交い、正直わかりにくいものが多い。

でも、りゅうさんが合いの手やツッコミを入れながら、かみ砕いて説明してくれていてスッと頭に入ってきました。

行政や年金窓口で「りゅうちゃんねる」を紹介したら、きっと相談件数が減るだろうな…と本気で思います。

https://www.youtube.com/watch?v=5GCyD0Bnj6s

 


障害年金の基礎知識をわかりやすく解説

「障害年金は、国民年金と厚生年金の二階建ての制度となっている」という説明がありました。
「二階建て」と言われても、実際に自分や身近な人が障害年金をもらっていないと意味がわかりませんよね。

だから、説明されてもすぐに頭から抜けてしまいがちです。
でも、動画では、そこのところもしっかりと押さえられていて、簡略化した二階建て制度の図がくり返し出てくるんです。
追いつかない理解力をしっかりと助けてくれました。

そういうサポートもわかりやすくする秘訣なんですね。

さらに、手の障害と精神障害の方の体験談があったり、おすすめの書籍やYouTube動画などの紹介もあり、こちらも参考になると思います。

私も、障害年金を申請する時はYouTubeで勉強しました。その結果、年金事務所へは2回行くだけで済みました。

今の時代、りゅうさんのように動画で説明してくださる方がいるので、ひと月前から予約して年金事務所へ行って説明を聞いて・・・などの手順を省くためにも、事前の情報収集をおすすめします!

https://www.youtube.com/watch?v=zbImCvaf7fc&t=9s


障害年金の対象まとめ!うつ病・がん・糖尿病など受給対象は意外と多い!

 

さまざまな障害や病気が障害年金の対象であり、経済的に助かることが分かりました。思っていたよりも、対象の範囲がだいぶ広い!というのが第一印象です。


障害年金というと、身体障害、知的障害、精神障害の人がもらえるというイメージでした。この動画を観たことで、がんや糖尿病などの内科疾患でも対象になると知りました。さらに内科疾患の幅広さにも驚きです。

病気や障害で仕事ができない場合、障害年金がなければ、無収入となってしまいます(傷病手当金などはありますが)。
一度こちらの動画を観ておいて損はないと感じました。自分や家族、周りの人が障害をもつことは、誰にでも起こりえることなのだから、保険のような感じで知識をつけておいてはいかがでしょう。

私が年金申請を考え始めた時に、障害年金を判定する日本年金機構の「障害認定基準」を読みました。専門用語が多く、一人では読み進められないくらい難しかったです。

必要な人がスムーズに制度を利用することができるように。
「りゅうちゃんねる」をとおして、そんな思いを伝えていきたいと思います。

 

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=8DSYGm3jppM&t=11s


Writing ASAKO

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医療費は節約できる!高額になっでも安心の制度解説!

こんにちは!

りゅうさんのYouTubeチャンネルの動画解説を担当していますAsakoです。

今回は医療費の節約をテーマに、関連する3つの動画をチョイスしましたが、本当に勉強になりました!

そして、毎回、観るたびに思うことでもあるんですが、こんな場合に、こんなふうに利用したらいいんだよ、と例題付きの説明がわかりやすくて助かります。今回も、観返すこともなく十分、理解できました。
りゅうさんは、ポイントの押さえ方が上手で無駄がない。だから、時間がないという方にもおすすめだと思います。

それでは、わたしの感想を含めた動画紹介をしていきます。


【知らないと損】医療費を賢く節約するコツ5選(高額療養費制度/公費負担医療/医療費控除など)


まず、制度ごとに説明していくのではなく、5つのポイントごとに説明が行われているところが、患者にとってとても分かりやすかった点です。


患者目線に徹底しているので、この5点を押さえておくだけでも節約効果があると思います。

反対に“知らないと後で困ること“なので、しっかりチェックしたほうがよさそうです。

 1.病名+制度 ネット検索

 2.限度額適用認定証

 3.領収書保管

 4.自治体独自制度

 5.障害者手帳



わたしは、ALSと診断を受けた病院で、検査入院前のオリエンテーション時に2番目の「限度額適用認定証」について教えてもらったのですが、このことを知らなかったら約2週間の入院にかかった○○万円という額を一時的に支払い、後から返金の手続きをしに健康保険事務所に出向かなければなりませんでした。

知っているのと知らないのとでは大違い!でした。


4番の「自治体独自制度」では、東京などの都市部の制度が手厚いことを、例を挙げて説明しています。
ここでも地域差があることが理解できました。住んでいるところで受けられるサービスや内容が違うことには疑問がありますが、患者や障がい者が社会的、経済的に支援を受ける権利を広く認めている自治体があるというのは心強くも思えます。


ちなみに、障がいのある人は10,000,000人(一千万人)というのは、初めて知りました。障がい者は、特別ではなくかなり身近な存在なんですね。


【公的医療保険】高額療養費制度が使える医療費まとめ5選(入院料で困らないために)

「高額療養費制度は、3割負担の延長線上のストッパー」。
今回の3種の視聴で、一番分かりやすい説明でした!


大富豪の例としてZOZOの前澤社長が出てきたり、高額な手術代の例として「ドクターX」が出てきたり、思わずクスリと笑ってしまいました。
こういう演出があるから、最後まであきずに観ていられるのだと思います。

サラリーマン、公務員、自営業の人とともに低所得や生活保護の人の説明もあります。仕事形態や経済的事情は人によって異なるので一例では満たないけれど、様々なタイプごとの説明があるので、観た人はどこかに当てはまると思い、これも便利な点ですね。


民間保険会社の支払い料金設定のカラクリが、おもしろかったです。だいたいの人は、なんとなく不安だからと保険に入っていて、料金設定の実情を知る機会はないと思います。

なんと、高い個室は1日20万円!。おどろきです。病院側の都合で個室を使うことになったら差額ベッド代は払わなくていいということを初めて知りました!
患者は圧倒的に立場が弱いので、実際は聞きづらいかもしれません。でも、いざというときは聞かないといけない、言わないといけません。「病院都合の差額ベッド代は負担しなくていいと厚生労働省が言っている」とのことで、だいぶ言いやすくなると感じました。

【高額医療費制度】高い治療費でも安心の公的制度を解説(高額療養費制度)

「がん治療でも、高くて月10万円くらいの負担で大丈夫」。
民間の医療保険に入っていない人は、とっても安心できる制度だと思います。もちろん、一般よりも所得が高い人、低い人についても説明があります。


検索されるワードと制度の正式名称の違いにも触れていて、このような制度を何も知らない初心者でもついていけます!


健康保険証に記載されている電話番号にかければ使えるというように、制度の使い方、どこに連絡すればいいかまでていねいに教えてくれています。


「どの健康保険に入っていても、所得が同じであれば、負担する医療費の限度額はほぼ同じ」。はっきり言って知りませんでした。日本の国民皆保険制度のすばらしさを、改めて感じました。


一昔前は、「高額医療費還付制度」などと言って、後から払った分が戻ってくる制度というイメージでした。今は、「なるはや(なるべくはやく)」申請すれば、一週間くらいで使えるということで、とても便利になってるんですね。

差額ベッド代や食事代など、高額療養費制度の適用にならない費用も詳しく教えてくれています。

「先進医療」や「月またぎ」といった少し専門的な言葉も、簡単な説明があります。

補足で、傷病手当や公費負担医療にも触れていて、必要な人はさらに調べられます。

 


最後にまとめが付いていて、聞いている私の頭の中もまとまりました(笑)

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難病と診断されたら、まず知っておきたい。医療費助成の制度があります。

指定難病の治療費を安くする制度「特定医療費助成制度」を解説

皆さん、初めまして。
Asakoと申します。

昨年、ALSの診断を受けた難病患者ですが、仕事を調整しつつ現在も社会福祉法人のスタッフとして働いています。

今回から、りゅうさんの制度解説を、どんなところがわかりやすかったとか、ここは皆さん、ぜひ知っておいてほしい等々、患者視点と体験をもとに、ご紹介していきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします!

訪問看護やリハビリにも利用可?!


福祉、障がい、介護、医療…。病気や事故にあったとき、障がいがありサポートが必要になった時、医療費は大きな負担になります。そこをカバーしてくれる制度「特定医療費助成制度」というものがあります。

今回は、その制度を開設した動画のご紹介です。

観たあとの感想は、「特定医療費助成制度」の内容が、
短い時間ですっきりまとめられて、「わかりやすい!!」です。

この制度は、難病患者が大きな自己負担を心配することなく、治療を受けられるようにする制度です。
2022年現在、指定難病は333種類、利用者は約95万人。
難病の方、こんなにいるんですね!

わたしの場合、診断されてすぐに先生から申請するように言われ、家族が手続きなどを済ませてくれました。

そのせいもあり、制度を利用していても、制度ができた背景や訪問看護、訪問リハビリにも使えることなど、知らなかったことがけっこうあり、「なるほどー!」の連続でした。
当事者でも、まだまだ知らないことのほうが多いのだということを、改めて実感です。

制度を詳しく知ることで、利用する意識も変わってくる!



そして、制度を利用する意識のようなものが少し変わった気がします。

こうした制度があることで、難病患者は経済的な心配がだいぶ軽減されて、療養生活を送っていられるのだと思います。
知っておくのは、障害者として生きていく上で大事なことだと感じました。
障害者も一社会人ですから。

他には、申請する時に間違いやすい点として、保健所と区市町村の役所との違いも挙げられています。行ってみたら窓口が違った⁉というのはよくあるので、ここも要チェック。利用者目線で解説されています。
特定疾病にも該当すると介護保険が使える、障害者手帳や障害年金も合わせて知るとよいなど、「特定医療費助成制度」の周辺情報も添えられていて、さらに理解を深めたい人にもおすすめです。

患者会、ゆるキャラ…
堅苦しくなく観れます。

「難病情報センター」のホームページも紹介されているのですが、そこで患者会のことにも触れています。
病の方とつながって、支えられている私からすると、同じような方が増えればいいなという思いがあります。
それを後押ししてくれる動画だなと感じられて、うれしくなりました。

好きなゆるキャラや、利用した制度の話など、りゅうさん個人のお話もちょこちょこ出てくるので、一方的に情報を受け取るという感じではなく、親近感を持てるし、かたくるしくないので気軽に観れます。ご家族や介護に関わる方と一緒に観ると、会話が弾むかもしれませんよ~。

YouTuberりゅうさんの医療費節約チャンネル!



Writing:Asako
精神障害者の地域生活支援を行う社会福祉法人のスタッフ。 2021年、ALSの診断を受けたことを機会に、Uniqueの記事執筆や情報収取の運営サポートに加わる。 「支援者と当事者両方の視点をもって、役に立てる情報を提供していきます!」

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知らないと損する。オススメYouTube「医療費節約チャンネル」-障害者手帳-

障害のある人に交付される手帳「障害者手帳」の存在は、多くの人に認知されています。
でも、その役割りや受けられる福祉サービスについて、しっかりと理解しているという人は少ないようです。

福祉、障がい、医療…いろんな制度が混ざり合って、すごく複雑で難しそう。そんなイメージありますよね。

必要なところをわかりやすく、そして手早く理解できる方法はないかな…というときにおススメしたいYouTubeチャンネルをご紹介します。

配信されるりゅうさんの「医療費節約チャンネル」では、医療に関わる制度利用のお得な点がわかりやすく解説されています。
特徴は、テーマにそって的確で、余計なことを省いたシンプルな構成。
だから、素早く制度が理解でき、生活に活かせるリアルな情報を得ることができるんです!
Uniqueでは、これはオススメというテーマをピックアップしてご紹介します!


【障がい者手帳】

 

【手帳で節約】障害者手帳のメリット(割引対象まとめ7選) – YouTube

障がい者手帳を持っている方に対しての割引対象を7つのカテゴリーにわけて説明しています。

・医療費

・税金

・スマホの通信代

・電車、バス料金

・高速道路の料金

・施設の入場料

・NHKの受信料


なんとなく知っている、あいまいになっている、そんなところがりゅうチャンネルでクリアになります!

 

https://www.youtube.com/watch?v=aQDYX9LsMWA

 

【体験談付き】身体障害者手帳のメリット・デメリットをわかりやすく解説!

身体障害者手帳の10名に関する体験談から、メリットやデメリットをわかりやすく解説。

身体障害と言っても、障がいの程度や状態は人によりさまざまです。障害者手帳を取得する10人のケースから、受けることのできるサービスの違いを理解することができます。
生活者の立場になったわかりやすい解説が◎

 

https://www.youtube.com/watch?v=bL2JDrHjUb0&t=709s
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【健康レシピ3】食べることで体を冷やさない工夫

年を明けて、寒さはピークに突入です。

冷えは体調を崩すきかっけにもなるので、体を冷やさないように注意が必要。
足が冷たくて、なかなか眠れない…。
体がこわばって、ふしぶしが痛い。
肩に力が入りっぱなしで、肩凝り、頭痛まで!

そんなふうに、冷えが原因で体調不良になっている人、増えているようです。


温めるには、下着などで体の外側から保温することも必要ですが、体の中から温めることがとっても大切なんです。


今回は少し薬膳の考えをもとにして、体を温める食事をご紹介します。

薬膳というと、難しい、理屈っぽくて面倒…と思われがちですが、実はとてもシンプル。
日常の生活の中で、気を配るのは3つだけです。

①食材には、体を温めるものと、冷やすものがあるので、季節と体調にあわせて選択する。

②体調を整えるにはバランスが大切。薬膳では陰と陽が半々の状態を保つようにするのが基本。
バランスのとれた日本食を日々の基本にする。

できるだけ温かく調理(または温める)して食べるようにする。

 


この3つを毎日の食事に意識して取り入れると、食で体調を整える薬膳へとつながっていきます。①から③のポイントをもう少し、詳しくご説明します。

①体を冷やす食材と温める食材を知る

旬の素材

地下(地中)で育つものは体を温め、地上で育つものは体を冷やします。冬は地下で育つ根菜類が多く、夏は地上で育つ体を冷やす食材が多いので、旬のものを食べれば健康維持に通じています。

発酵
味噌や納豆、醤油、漬物、チーズやヨーグルトなどの発酵食品はカラダを温めます。
酒類では、日本酒や紹興酒は発酵して造るお酒なので温め効果あり。

●水分と調味料
水分の少ない食材は体を温め、水分の多いものやカリウムを含むものは体を冷やします。
塩や醤油は体を温め、酢を使った酸っぱさを感じるものや化学調味料を使ったものが体を冷やすので、調理の時のご参考に。

●飲みもの
コーヒー、緑茶、抹茶は体を冷やすので飲みすぎは要注意。反対に温めるお茶は、紅茶、プーアル茶、ウーロン茶です。

あたたかい紅茶にすりおろした生姜を入れる「生姜茶」は体を温めてくれます。

体を温める食材、冷やす食材(例)

【体を温める食べ物】
・ニンジン・カボチャ・タマネギ・レンコン・ゴボウ・ジャガイモ・玄米・鮭・納豆・生姜など

【体を冷やす食べ物】
・キュウリ・キャベツ・レタス・ナス・ほうれん草・小松菜・タケノコ・スイカ・アサリなど

 ②和食中心の生活へ

和食はユネスコ無形文化遺産に登録されるほど、健康的で体調維持に最適な料理です。
調子が悪いな、元気が出ないなと思ったときはもちろんですが、普段から和食重視の生活を心がけたら、冷え性や、便秘、頭痛など、慢性的な悩み解決への近道になります。

 

③おすすめは味噌汁!

体を冷やす食べ物は炒めたり、茹でたりして、熱を加えて温かい料理にすると体を冷やしません。
あれこれ献立を考えるのが面倒なら、おすすめは味噌汁です。
味噌汁は今、専門店ができるほど注目の健康食!

体の中からあったかくして、心も一緒に冷え性改善でいきましょう!!

調子が悪い時の救世主はお粥

体が冷えると胃腸の状態も下がり気味になりがちです。胃のあたりがなんとなく調子悪い…というときの救世主は、お粥!
体も温まり、胃への負担も少ない、消化がいい、食べやすい。
いいこといっぱいのお粥です。

胃のあたりがムカムカ…といった人には「ニラ粥」がイチ押しです。


◆ニラ粥

お米からたくと柔らかくておいしいお粥ができるのですが、30~40分くらいかかってしまうので、時間がない人は炊いたご飯をお粥にしてもおいしく召し上がれます。

海苔の佃煮や梅干し、じゃこなど、お好きな付け合わせをトッピングして味を変えても楽しめますね。

【ニラの効能】

薬膳ではニラは肝臓、胃によい食材。ビタミンやミネラルが豊富。カロチンは1束で1日の所要量が摂取できるそう。さらに、にんにくと同じ「硫化アリル」を含み、胃液の分泌を促し内臓の動きを活発にしてくれます。

 

 

Kiluto(キルト=來人)
食育インストラクター・中医薬膳指導員
料理学校で古来からの日本の食文化、懐石料理を習い、さらに医として人を癒し治す薬膳料理を学びました。健康第一、笑顔の食卓づくりのために元気が出る料理情報を発信。家庭で簡単にできるレシピだけでなく、食材の効能など、体の調子アップにつながるヒントもお届けしていきます!

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【健康レシピ2】バランス栄養食のホカホカ鍋Week!


【健康レシピ2】では、鍋がテーマです。
体も心もホカホカになる鍋は、一度にいろんな食材を食べることができるバランス栄養食。
最後はご飯をそのまま入れて雑炊にしたり、味を調整してスープにしたり。
いくつもの美味しさを楽しむことができるだけでなく、なによりもカラダの内側からあたたまることがうれしいですね。
お野菜も、鍋にいれるとたくさんいただけます♪

体調に合わせて「今日はこの鍋で元気になろう」とカラダと相談しながら健康鍋を楽しみましょう!
1週間分の鍋レシピをご参考に。

 

休み明けの疲れをとる
豚バラみるふぃーゆ鍋

休み明けはなんだか疲れますね。
切り肉のミルフィーユ鍋。ポン酢であっさりいただきましょう!

豚ばら肉と白菜を重ね合わせてカット。

この状態に水(お湯でもOK)を入れて、コンソメを入れて煮込めば完成!

免疫力アップ!
鮭ときのことパプリカのあご出汁鍋

やっぱり冬の鍋に欠かせない旬の食材、鮭を食べましょう。
パプリカやキノコを入れて洋風に…。と思いきや、実はあご出汁の鍋のもとがあったので、それをベースにしてみると驚きのマッチング!
ぜひ、あご出汁でお試しあれ!

 

ストレス緩和、疲れたぁ~を癒す
揚げ出し豆腐鍋

抗酸化食材の豆腐を揚げ出しにして、ストレス緩和にセリを加えたシンプルだけど薬膳な鍋。

 

絹ごし豆腐を食べやすい大きさに切り、片栗粉をまぶすして油で揚げます。

揚げた豆腐を鍋に入れて、その上にシメジ、せりを全部投入!

水と麺つゆを適量、酒少々を入れて煮立たせれば完成です。

鶏肉と味噌&豆乳鍋。
血流、腸内環境を整え体力アップ!

骨付き鶏肉(少々食べずらかったので鶏肉のほうがよいかも)ときのこ類、玉ねぎ、キャベツを水炊きして、その中に豆乳、味噌(少量)、麺つゆ、練ごま(少々)を入れてお好みの味に調整。カラダにいい!が凝縮しています。

ピリ辛で食欲増進!
元気が出る坦々鍋

しょう油、酒、みりん、砂糖をフライパンに入れて、煮立ったら鶏ひき肉を入れてそぼろを作る。
ちじみほうれん草(青梗菜やニラなど青菜でOK)、もやし、豆腐、ネギ、きのこ類を鍋に入れて、適量の水、味噌、砂糖、みりん、豆板醤少々を入れて煮込みます。
最後はそぼろを入れて大満足のうまさ!!
豆乳や鳥ガラススープ、ごま油など、味付けはお好みでいろいろ試してみてください。

野菜の栄養が詰まった
ポトフ鍋

中途半端に残った食材(野菜)を有効利用。
ポトフです。
ベーコンのほかに、あまっている野菜やキノコ類、豆腐などを食べやすい大きさに切り、鍋に。水炊きした中に、コンソメと塩、胡椒で完成!

週末に冷蔵庫の中を見ながら作ると、意外と豪華な鍋になるかも。無駄がなくて美味しくて、週末おススメです!

ひと手間かけた、
おもてなしのきんちゃく鍋

油揚げに鶏肉のつみれ(鶏ひき肉・人参・シイタケ・ネギなどをみじん切りにして混ぜ合わせ、塩、胡椒、片栗を少々)をつめて、三つ葉(さっとゆがく)でくるっと巻きます。

つけ麺のもと、酒、しょう油で味付けして完成!

調味料は入れずに、ポン酢で食べても美味しいです!

ひと手間かけた鍋料理。お餅を入れたきんちゃくと両方あっても楽しいですよね。鍋パーティーで絶賛です♪

 

Kiluto(キルト=來人)
食育インストラクター・中医薬膳指導員
料理学校で古来からの日本の食文化、懐石料理を習い、さらに医として人を癒し治す薬膳料理を学びました。健康第一、笑顔の食卓づくりのために元気が出る料理情報を発信。家庭で簡単にできるレシピだけでなく、食材の効能など、カラダの調子アップにつながるヒントもお届けしていきます!