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【連載5】心とカラダを整えるヨガ・ヨガへの疑問あれこれに答えます!

ヨガは体にいい? ダイエットに効果的? 冷え性が治るの?
メンタルが強くなる? ヨガって何がいいのー????
yoko先生にきいてみましょう!


世の中にはたくさんのイメージや思い込みがあります

ヨガだってそう!

健康と美容に効果があると言われてみたり、“オシャレ”なライフスタイルの一つとして注目されたかと思えば、なにかの宗教?
あやしくない? なんて思われたり…。

見方を変えればヨガに興味を持つ人が増えているからなのかなって、私としてはチョット嬉しかったりします(笑)

そこで、今回は今までに私が受けた質問をピックアップしてみたいと思います。

そうそう、私がヨガを始めた頃に感じていた疑問も!

きっと答えはひとつじゃないけど、気づきのための小さなきっかけになればいいなと思っています。


質問①
どうして裸足なんですか? 靴下はいちゃダメ? そもそもヨガウエアって必要?

yoko
足を開いたりバランスをとるポーズでは、裸足のほうがグリップが効きます。また足の裏の皮膚の感覚を確かめる意味もありますが、ストレスを感じるなら靴下もはいてもOK。
ウエアも自分が気持ちよくポーズをとれるならなんでもOK。
大切なのは気持ち良さを感じることです。


質問②
ヨガで痩せるって本当?

yoko:
ヨガの動きそのものにダイエットのための要素はさほどないと思います。
ただ、ポーズには姿勢をよくしたり、内臓の活性化や血液の流れる筋肉の柔軟性を高める効果があります。だから、続けることで適正体重になっていくという感じです。


質問③
ヨガで本当に身体が柔らかくなるの?

yoko:
なります! 体の柔らかさとは、筋肉の柔軟性と股関節の可動域が広がることです。そのどちらもレッスンを続けることで得られますが、さらに大切なのが心も柔らかくなる事。
それがヨガです。    


質問④
鼻呼吸じゃなきゃいけないの?

yoko:
鼻からの呼吸が基本ですが、鼻が詰まっていたらできませんよね(笑)
無理はしない、それが大切です。
でも腹式呼吸は鼻からの呼吸のほうがラクなので、是非トライしてみましょう。


質問⑤
ヨガって宗教?

yoko:
宗教(仏教)ではありません。ヨガは歴史的に仏教と同時期に並行して発展してきたので同一視されがちですが、強いて言えばヨガは哲学に近いと思います。


質問⑥
ヨガをするとイライラしなくなるって本当?
ヨガをする人はいつもピースフル?

yoko:
ヨガをしても人間が変わるわけじゃないので、イライラすることもあるし、いつも穏やかではいられません(笑)
ただ、イライラをコントロールすることを体感できるようになります。


質問⑦
気持ちが落ちている時、ストレスを抱えている時、ヨガをやるとラクになれる?

yoko:
これは私の個人的な体験からのアンサーですが、なれると思います。
それは“ヨガ自体がストレスをとってくれるもの、ラクにしてくれるもの”ということではなく、レッスンで神経を集中し肉体を使うことで、ストレスに対しての耐性を養っていくからです。


さらに一定のリズムで深い呼吸をし続けることは、自律神経へのアプローチになります。
レッスンの後に「あ~、気持ちよかった」と思えたならば、それはストレスがほんの少しでも減った結果で、その繰り返しが持続的なストレスを軽減していってくれることでしょう。


ヨガにまつわる疑問のあれこれ、「そうだったのか…」という気づきはありましたか?

私たちは、日常で常識や普通だと思っていたことが実は違っていたと気づくことがありますよね。その小さな気づきが自分の中の思い込みや価値観を覆し、それがやがて生きやすさに繋がっていく…。

「できないかも?」を「できるかも?」に変えるのはいつだって自分自身。

ヨガはそのためのツール(補助具)の一つです。一度、試してみませんか?


~ライオンのポーズ~

えっ? こんなポーズ本当にあるの?と思うユニークなポーズです。

どこがライオン??って気がしないでもないですが、

固いことは言いっこなし(笑)

常識も思い込みも全部捨て、童心に帰って思いっきり表情筋と喉の筋肉を動かしましょう!


1.両掌を太ももに置き、息を吸いながら背筋をのばします。


2.息を吐きながら口を大きく開けて舌を顎につけるように強く出し、目も大きく見開き視線は上へ


3.5つ呼吸をしたらゆっくりとポーズを解きます。


ヨガインストラクター yoko(ようこ)です!
「スローヨガ(のんびりゆったりヨガしましょ!)」を合言葉にデイサービスやお寺・スポーツクラブで主に高齢者に向けたレッスンを行っています。

全米ヨガアライアンス200・シニアヨガ/AEAJアロマテラピー2級/社会福祉主事任用資格/介護職員初任者研修終了/(財)メンタルケア協会認定メンタルケアスペシャリスト/市川市福祉課いきいき健康体操講  


★連載1 はじめましてyokoです。
https://unique-w.net/category-kea/448

★連載2 呼吸を感じてみましょう。
https://unique-w.net/category-kea/1946/ 

★連載3 安らぎを得るための呼吸
https://unique-w.net/category-kea/2397/

★連載4 自分らしさの見つけ方
https://unique-w.net/category-kea/2983/

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交流 記事

難病患者の集い「難病カフェおむすび」

疾患を越えて、人と人とのつながりをつくる「難病カフェ」が全国に広がっています。

難病…言葉のとおり、治療が困難な病気のことですが、現在、国が指定する難病は330種類以上もあります。

すべてではありませんが、疾患ごとに支援団体が存在し、患者サポートが行われていますが、そうした活動とは別に、「難病」という大きなくくりで患者同士の交流をつくる団体も増えています。

「難病カフェ おむすび」も、その一つ。疾患の垣根を取り去った交流の場をつくり、孤独な環境をつくらないための活動を行っています。

-自分と同じ疾患の患者数が少ないため、情報入手や患者同士の交流が難しい。

-疾患にとらわれずに、視野を広げた交流がしたい。

-他の難病患者さんから生活や療養のヒントをもらいたい。

-新しい出会いや気づきがほしい。


おむすびの難病カフェには、そんな思いを持つ方が多く参加されています。

難病になると、これまでよりも社会と距離をおくようになってしまったり、同病の患者同士の付き合いが自然と増えて…

なんとなく、偏っている気がする。
他の病気の人はどうしているんだろう。

もっといろんな話がしたいな。

そんなふうに感じたことはありませんか?

難病に罹患しても、生活者であることに変わりはありません。

もっと自由に、自分の行動や交流のテリトリーを増やしたいと思っているときに、少しだけ意識を拡げて、疾患に固執しない、「難病カフェおむすび」の集まりに参加してみることもおススメです。

代表 mikoさんの思い

おむすびの代表:新井美子/miko

2つの難病(全身性エリテマトーデス、特発性大腿骨頭壊死症)を持つ難病当事者。自身の経験から「難病当事者が安心して過ごせる居場所を作りたい」と思い、2017年より「難病カフェ おむすび」の活動を開始。
対面でのカフェの開催、難病当事者の声を社会に届けるための講演活動を行う。
コロナ禍以降は、オンラインにて難病カフェの開催を続けている。



おむすび代表のmikoさん・新井美子さん。ご自身が2つの病気をもつ難病患者です。

「『難病カフェ』をはじめたのは、同じ立場の人と話をして、気軽に胸の内を話したり聞いたりする交流の場がほしいと思ったことがきっかけです。
それと、治療が難しい病気になったことで、社会から孤立してしまう人がいます。そうならないように、支えあっていく場が必要という思いがありました」

と思いを話してくれました。


さらに、『おむすび』というネーミングについて伺うと…。

「“難病カフェおむすび“の名前には、何かと何かを「結ぶ」きっかけになりたい、という願いが込められています。

また本物のおむすびは小さなお米がたくさん集まってできていますが、難病カフェおむすびもまた、小さなお米一粒一粒(=お一人おひとり)が難病カフェおむすびを支え、形作ってくれていると感じています。
私達が活動を続けられているのは、病気の有無に関係なく、おむすびに携わってくれる人達、カフェに来てくれる人達のおかげだと、感謝の思いでいっぱいです」



おむすびには、スタッフ以外にも「サポーター」という立場の方が、運営をサポートしてくれています。
サポーターは、おむすびの活動趣旨に賛同し、信頼関係が築けている方。そして、難病当事者か否かに関わらず、これから「難病カフェをやってみたい!」という思いのある方です。
難病カフェに関心のある方、自分でも難病カフェをやってみたい!という方は、どうぞ、おむすびにご連絡を。

参加された方のコメント

「同じ気持ちの方とお話できて嬉しかったです。私だけじゃなかった!!皆が新たな友人、仲間のようです。不思議だけれど、うれしい気持ちでした」


「他の方も似たような経験をされていることがわかり、自分だけじゃないと安心しました。みなさんのお話を参考にして、少しずつ行動したい気持ちになり、元気をもらえました」


「こじんまりとしたこの雰囲気が大好きで、これからもっともっと広がっていって欲しいです。こういう場を求めている難病患者は沢山いると思います」


「参加の回を重ねるごとに、おむすびさんの場が自分にとっての“居場所“になっているのを感じます。いつも安心安全な場づくりをありがとうございます」


“おむすび“は漢字で“御結び“と書いて、とても縁起のいい言葉ですね。
mikoさんの思いが、どんどん拡がっていきますように…。

 information

◆難病カフェおむすび

・開催:不定期

・開催方法:ZOOMor会場参加

・参加費:オンラインは基本無料・会場参加の場合は開催場所により異なります

・対象:難病をお持ちの方

・参加申し込み:Facebookで開催日・参加申し込み方法などの詳細が案内されます。


◆お問い合わせ
omusubigudakusun@gmail.com


◆おむすびHP

※前回までの開催レポートが掲載されています

https://nancafeomusubi.jimdofree.com/


◆おむすびTwitter

難病カフェ おむすび(@nancafeomusubi)さん / Twitter


◆おむすびFacebook

難病カフェ おむすび | Facebook